暁の視線
やあ愉しい。 わたくしは、白い犬のひとには、まったくもって興味はないが、お父上の<市川右太衛門>は大好きなのよね。 ロケ地は美しいし、セットも豪華絢爛だし、出演陣もスタア揃い。特に<月形龍之介>なんかは、美味しい役だなぁ。また、<山形勲>が…
それほど重量はないけれども、真剣を振り回して何人もの相手を倒すのは、非力な女性にとってはさぞかし難しいことだろう。それに血脂がつき刃こぼれした刀は使い物にならない。それをカヴァするのはやっぱりパワーだろう。また、敵に斬り込むときの主人公“お…
わたくしがもっとも尊敬する映画監督(※1)の作品だけれども、長いこと食指が動かなかった。その理由は明白で、それは<菅原文太>主演だから。わたくしは熱狂てきなファンを持つこの男優(※2)が好きではないので、いくら監督が<岡本喜八>でもなぁと怖気…
行き当たりばったりに生きるやくざ者(色事師)にふりまわされる美女たち。 そのやくざ者を<焼津の半次>こと品川隆二が務める。わたくしの知った顔は、あとは<暗闇鬼堂>こと原健策と<小島キミ>こと赤木春恵ぐらいしかいない。だって知らないんだもの。…
インターネット共有動画で『旗本退屈男捕物控 前編 七人の花嫁』を観る。 まず、タイトルの『七人の花嫁』の意味が判らない。 2024年1月1日(月)視聴。 (追記) これも書きかけのままだね。 この時期、わたくしは、時代小説ゾーンに突入していたようで、本…
記憶にあるのは、冒頭のヒロイン二人(<泉じゅん>と<山内恵美子>)の川遊びのシーンだけ。 被差別集落の因習あるいは 2021年5月15日(土)視聴。 (追記) これまた書きかけで放り投げている。 上記の言葉からすれば、初見ではないようだが、本篇も、も…
2016年5月27日(金)視聴。 (追記) これまた、ノーコメントなのは、評価の対象にすら、挙げる価値なしと判断したということだろうか。 下書き保存投稿日<2016-05-27 22:45:48> 2025.8.3
2013年5月3日(金)視聴。 (追記) ノーコメントということは、評価の対象にもならないということだろうかしらん。 下書き保存投稿日<2013-05-03 08:42:21> 2025.8.3
【テレ東公式ドラマチャンネル】で、昨年末放映されたテレビドラマを観る。 第一話は、配偶者が録画していたのを、たまたま観ていたのだが、次回以降は観てなかったので、ちょうどインターネット動画でアップされていたのを機会にこのたび視聴した。 テレビ…
インターネット動画で観る。 主演の<中村敦夫>が、立ち回りも、決して格好いいとはいえないヒーローを演じているが、それが逆に格好いいのだね。わたくしは、もっと泥臭くてもよいかなと一瞬思ったが、それでは、ポンコツ役の<金山一彦>の好演と重なって…
何度目の視聴だろうか。それでも、わたくしが、記憶しているのは、モスラ(幼虫体)が、ラドンの背に乗って、糸を吐くシーンのみ。 いろいろ注文(ex.モスラの居るインファント島って、大島よりも日本に近いの? じゃなければ、幼体モスラは時速何百㎞で海を…
学生時代に“花*”(以下H氏)という人物がいた。わたくしが借りている学生の間借りの一軒家に“H”氏もいた。“H”氏は、福岡県の名門公立高校の出身で、いったん、さる私立大学へ入学したものの、学びなおしで、わたくしの進学した大学へ再入学したという変…
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 によると、現代版『五辨の椿』を意図したそうだ。たしかに殺される人数は五人で数も合っているし、なるほど、登場人物の関係の性の相異はあれども、ストーリイ展開は、先の映画と一緒だ。 わたくしは、加害者…
さて、『殺人狂時代』だ。わたくしが、この映画作品を知ったのは、講談社文庫版『なめくじに聞いてみろ』の解説だったように記憶する。(釈迦に説法だろうが、もちろん『殺人狂時代』の原作『飢えた遺産』=『なめくじに聞いてみろ』だからね。知らないひと…
本稿では、この映画の内容に触れている箇所があると存じます。 未見の方は、映画をご覧になってからお目汚しいただけると幸いです。 さて、『シベ超2』。 これも、ようやく観ることが叶った。 この映画についても、「反戦が主題である」いうような馬鹿でも云…
本稿では、この映画の内容に触れている箇所があると存じます。 未見の方は、映画をご覧になってからお目汚しいただけると幸いです。 さて、『シベ超』。 ようやく観ることが叶った。 この映画については、「反戦が主題である」いうような馬鹿でも云える説教…
再視聴だけれども、覚えているのは冒頭部分だけだった。 だから、初見のような気持ちで観ることができた。 恐怖味は充分で、化け猫の化身から操られる体のアクロバットはある意味コミカライズされていてとても興味深い。 また終盤の手に汗握る大立ち回りには…
インターネット共有動画で『片目の魔王』を観る。 この映画で、わたくしが初めて知ったのは、多羅尾伴内の事務所が、兵庫県にあるということ。 劇中で、多羅尾伴内が差し出した名刺に、 多羅尾私立探偵局 多羅尾伴内 神戸市生田區入船町三丁目七 電話(08…
戦後日本探偵小説復活の狼煙を上げた旗手のひとり角田喜久雄現代探偵小説のもうひとりの主人公<明石良輔>登場。 原作は、もちろん春陽文庫版で読了済なのは、間違いない(白状すると、ほんとうはまったく記憶にない)が、映画版で謎ときするのは、岡田警部…
原案は、あの<高木彬光>だそうな。 だから、それほど期待はしていなかったが、ハラハラドキドキする場面はあるし、退屈なく観終えた。 透明人間の正体はバレバレだけれども、真っ裸で街中をうろつきまわるし、サイドカーを運転し道路を突っ走る。ガラス窓…
怪奇色も官能色もほどよく盛られていて、なんだか、江戸川乱歩風で、おもしろくなりそうなのだが、肝心のストーリイがごたごたしすぎていて、犯人捜しには向かない感じ。 もったいないような気がする。 出演陣は、我らが名探偵<金田一耕助>役は、“池部良。…
あれれ、ちょっと前に観たにも関わらず、感想を述べていなかったみたい。 わたくしが幼少期に映画館で観た記憶の残る数少ない貴重な映画のひとつなのだから、再視聴でもきっとアップしていたと思い込んでいたのだろうか。 観ていて、おいしいところは<戸浦…
大シャーロック・ホームズを演じるのがわが<ピーター・カッシング>で、片や<クリストファー・リー>は、重要なやくどころのヘンリー・バスカヴィル卿で登場。 意外にも原作にある程度は忠実な、まっとうな謎とき探偵映画だが、期待するほどのショックは思…
ご存じ<ピーター・カッシング>氏と<クリストファー・リー>氏が主役どころで登場するのだが、前者が悪者、後者が善人と、役柄がいつもと違って、入れ替わっているところが珍しく感じる。 またヒロイン役<バーバラ・シェリー>だけれど、わたくしからみる…
老中田沼意次が力を持つ時世が背景で、主人公が色男"平次"<大川橋蔵>の二役の時代劇スリラー。 監督が監督だから怪奇味への期待値は大で、覚醒剤中毒患者の薄衣を着たうら若き女性の殺害や、同じく覚醒剤中毒患者の目明し<多々良純>が覚醒剤を求めて徘徊…
女版『座頭市』。 主人公の<お市>を務めるのが、わが"ボンカレー"松山容子。 ひょんなことから届け物を頼まれた<お市>が藩騒動に巻き込まれちゃうってお話。いわゆる道中もの。 副主人公の、伊吹吾郎は、今も若々しいというより、昔から堂堂としているの…
ジェリー藤尾も死んじゃった。 いま<新宿警察>シリーズについて云云していることだし『拳銃は俺のパスポート』(原作:藤原審爾)を再視聴する。 不思議なことに、よく覚えているのは、宍戸錠扮する殺し屋が組長を狙撃する冒頭に近い場面。けれども以降は…
もっとハラハラドキドキを期待していたのだが、期待はずれ。 不良少年たちの言い分が周囲の人びとに受け入れられない、もどかしい青春群像を描いていて、そちらの方がスリルよりも比重があるか。 『人類SOS!』は、あれで結末をつけたが、こちらは、あっ…
もちろん名探偵<金田一耕助>初登場の横溝正史の傑作長篇が原作だが、それを忠実かつ丁寧な映像で表現していて実に好もしい。またミステリファンをくすぐるような仕掛けも施してあって、これまた愉快。 世間では、登場する<金田一耕助>が当世(今)風でな…
こどもの日に、いったいわたくしは、なんという題名の映画を鑑賞しているのだい? ううむ、貴重な時間を無駄にしてしまった。 わくしはゴミ映画と判断する。 まあ我慢できたのは、<マカロニ>対<殺し屋ジョー>の対決(<宍戸錠>二役)。というか<殺し屋…