雨の国の王者

探偵小説好事家本人のためのノート

2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

その78続続続一人二役

シナリオ作家協会編『シナリオ1971・5』の《第21回新人シナリオ・コンクール入選作品》「血と薔薇は暗闇のうた」の、作者略歴と写真を観て、思わず嗤ってしまう。一度観ているはずだが、まったく記憶になかった。その作者略歴の冒頭部分を勝手に引用させてい…

その77ベストテン

季刊『推理文学』新春特別号(通巻5号)を斜め読みしていて、そのなかのアンケート、内外推理長編ベスト10を眺めていて、ふと気づいたのだけれども、国内篇では、国産探偵小説でも超重量級の、 夢野久作『ドグラ・マグラ』 中井英夫(塔晶夫)『虚無への供物…

藤沢桓夫『康子は推理する』東京文藝社

昭和三十五年八月二十日発行 名探偵<滝口康子>女史登場の連作短篇集。 個性てきなのは、作者ならではか、ほぼその舞台を大阪にしている点だろうが、そのわりには登場人物たちの話ことばは、ほとんどが標準語のようで違和感を感じる。 また、各篇は、密室殺…

6月7日(火)

曇りのち雨。 夕食、白飯、ロールキャベツ、小松菜のおひたし、リーフレタスのサラダ、カワハギの煮付け、豚キムチ(昨日の残り物)、一昨昨日のキムチ鍋の残り物。 買った本。 天城一『島崎警部のアリバイ事件簿』日本評論社 の一冊。

小松左京『空中都市008』講談社(青い鳥文庫fシリーズ)

和田誠・絵 連作短篇集。 小松左京の大いなるヴィジョンに敬服するが、なによりもまして素敵なのは、それが明るい未来だということと、子どもにも「あなたも考えてごらん」と回答を委ねていることだ。 わたくしの気に入ったのは、第5話「宇宙から帰った人」…

6月5日(日)

曇り。 配偶者が運転する車の助手席に座って、カジュアルウェア店へ。目的は子供と配偶者の欲するインナーだ。わたくしは桃太郎の犬あるいは猿あるいは雉といった類の所謂お供に引っ張り出された格好。店に入ると、ついでにとばかり、わたくし用のボトムを捜…

6月4日(土)

晴れ。 朝、子供と配偶者を駅に車で連れて行ったあと、いったん自宅に戻り、かねてから宿題の、LAN構築にとりかかる。 まずは、セカンドPCでインターネット接続を試みるが失敗。そうこうしているうちに、配偶者からの依頼を受けていた件の時刻となり、また車…

ヘレン・マクロイ『暗い鏡の中に』早川書房(ハヤカワ・ミステリ文庫)

カバー・渡辺明節 オカルト趣味を持ち込み、不可能興味をそそるのだが、探偵小説であれば、それがはなれわざであればあるほど収束するのは、やはりちからわざとなるのは必然であって、わたくしはこのトリックには無理を感じた。 つまらないというのではなく…