2004-01-01から1年間の記事一覧
再UP! ※注 内容に触れている箇所があるかもしれません。 未読の方で、ご心配な方は、読了後に眼をとおされることをお薦めします。 すぐれた恐怖(ホラーでもハラーでも呼称は、わたしは問わない)小説と聞き及んでいたが、ちっとも怖くなかった。 お話は「…
西村亮太郎『忍法・おたね飛脚』(久保書店)、河野多恵子『不意の声』(講談社文庫)、島本春雄『忍び夜秘帖-続・隠密覚書』(あまとりあ社)、ユベール・モンティエ『殺しは時間をかけて』(早川書房)、ヘンリ・セシル『メルトン先生の犯罪学演習』(創元…
再UP! 「-推理小説へのレクィエム」と副題がついている。 中身は、いかにも欧州風の探偵小説。 わたしは、好きだが、あの結末のつけかたは、気に入らぬ。蛇足と感じる。 万人向きではないにしろ、探偵小説中毒者にはよいかもね。 しかしながら、探偵小説…
久能啓二『日没の航跡』(東都書房)購入。
エミール・ゾラ『獣人全2巻』(岩波文庫)購入。
岩波文庫版エミール・ゾラ『獣人』のあとがきから ・・・この作は、犯罪小説・探偵小説のような一面があり、またそのブルータルなエロチシズムにより、通俗的興味満點かも知れないが、そういう興味だけでこの作を讀まれないように、老婆心ながら讀者のために…
あなたは週間文春2004年12月23日号の「2004ミステリーベスト10」をご覧になりましたか? わたしは、国内部門の第9位を、ひとめ見て、吃驚仰天。 9位『修善寺・紅葉の誘拐ライン』若桜木虔(ジョイ・ノベルス) ときたもんだ。 おいおい、これが驚かなくてどう…
再UP! 『小説推理2005年1月号』(双葉社)の特集幻想と怪奇への誘い⑨「中井英夫『虚無への供物』の原風景を探る」中の次の一文、 ・・・中井が「倒錯した性愛者」であることは、・・・ を読んで少なからずショックを受けた。 塔晶夫が同性愛者であろうとな…
『このミステリーがすごい2004年版』(宝島社)の矢作俊彦『ロング・グッドバイ』(角川書店)の評項を斜め読みして- 現在は、ヒーローの存在するハードボイルド探偵小説は、ほんとうに成立しないのか。30~40年前に、中薗英助がスパイミステリの行末といったの…
まいった。 エミール・ゾラ『獣人』。誰もご教示くれないので、インターネットで検索したら、あるわあるわ。超有名な作品だったのね。自らの不勉強を反省いたします。これからは、もっと幅広い読書にいそしむことを、ここに誓うかもしれません。 合掌。
藤原書店から<ゾラ・セレクション>⑥として 『獣人』愛と殺人の鉄道物語 という書籍が出版されたらしい。ふと目にした、新聞の片隅の広告で知ったのだが、この謳い文句が、興味をそそるんだよ。 鉄道ミステリーの先駆! ときたもんだ。 『獣人』なんて、ぜ…
再UP! 短篇集。あと味(苦味も含まれるが)のよい、犯罪小説6編。うち連作2作。 河野の場合、風俗を小説中に取り込むのが好悪の判断のひとつに違いない。 わたしはどちらかというと後者なのだが、それを別として愉しめる。 とくに惹かれるのは、SFじたての…
アン・オースチン『おうむの復讐』(東京創元社)、フレデリック・デーヴィス『閉ざされぬ墓場』(東京創元社)を買う。
村上元三『顔のない侍』(東京文芸社)、ドナルド・E・ウエストレイク『やとわれた男』(早川書房)、『憐れみはあとに』(早川書房)、『361』(早川書房)、ヘンリイ・セシル『あの手この手』(早川書房)を買う。
一ヶ月あまり、ブログを使用してみたが、ホームページへの移行を考え、本ブログを一時、閉鎖します。 ご覧いただきました方々短い間でしたが、どうもありがとうございました。 興味のあるかたは、左下の「ブックマーク」へ新URLをいれておきましたので、アク…
晴れ。布団干しとメダカの日光浴。 外出時はひとつ羽織らないと、朝晩は寒いね。
晴れ。あたたかい陽ざし。 メダカは日光浴。 ディジタルカメラを、ようやく購入。 さあ、12月は、写真撮影ざんまいだ。
曇りときどき晴れ。あるいは晴れときどき曇り。 夕方から家族で隣市へ祭り見物。 想像ほどではない人出。数万人を予想していたが。車で来ればよかったかな。 また、毎年この時期は、とても寒いが、それほどでもない。 わずかの間だったけれど、喚声、歓声、…
曇り。朝のうちは晴れ間がみえるも、昼には小雨。 はっきりしない天気。 寒くて一日中、ストーブはつけっぱなし。 小説は2冊読む。 中薗英助『無国籍者』(講談社文庫) 再読。中薗の探偵小説は、ありきたりの探偵小説となぜかしら歯ごたえがちがう。 どれも、…
晴れ。今日も暖かい一日。 陽のあたる窓際へメダカの水槽を移動しているが、それでも寒いのか、日ごろは、底近くにじっとしたままだ。 朝、餌のため、蓋をとると、よろこび勇んで、水面下に浮上してくる。 週末は水槽の掃除でもしようかしらん。 武田繁太郎…
晴れ。暖かい一日。 昨日も今日も布団が干せた。 りっぱな大根を3本いただく。値がさがってきたといっても、まだまだ高価な野菜。 ありがとうございます。
晴れ。 自動車がキュルキュル音をたてる。 斎藤栄『愛と血の炎』(三一書房さんいちぶっくす)読了。 密室状況下での殺人なんてのは、じつに惹かれるものがあるけれど、そこはそれ。 斎藤栄の探偵小説だもの、期待するのが無理ってものさ。 どこをきっても、斎…
晴れ。日中は暖かい陽ざし。 今日のお買い物。 エドワード・グリアスン『第二の男』(東京創元社) デイヴィッド・ドッジ『黒い羊の毛をきれ』(東京創元社) クレイトン・ロースン『棺のない死体』(東京創元社) プルーノ・フィッシャー『血まみれの鋏』(東京創…
晴れ。陽は照るが、山よりの場所なので、やはり寒い。 黄葉した銀杏の葉を採りに山へおでかけ。ビニール袋いっぱいの収穫。 木々への水遣りのため、くみ上げモーターの移動で、泥だらけになる。 次の2冊を読む。 トーマス・M・ディッシュ『いさましいちびの…
曇り。 家人の実家へ行く。 夜、カワガニを喰べる。美味なり。 ウニ、イカの刺身、チンゲン菜の肉炒め、お好み焼きをつまみに、ビール、赤ブドウ酒、焼酎を飲む。 その後、ピンポン大会。アルコールが入り、肩の力がぬけ、快調。 そのまま、就寝。 河野典生…
晴れ。 歯(歯茎の方)の痛みはまったく無し。 けれども、いつまで、もちこたえるやら。
曇りときどき雨。雨は粉糠雨。 午後から、子どもといっしょに歯医者へ。 結局、わたしから、抜歯は拒否。 ああ、後日怖し。
晴れのち曇り。 歯科医院へ。おやしらずが、変な方向へ向いて、痛みがでているとのこと。 抜歯もあるらしい。 子は、音楽発表会の司会。 案の定、もじもじしていたらしい。
曇り。季節らしい寒さ。 右下奥歯の奥の歯茎がとても痛む。腫れがひどい。 夜、ディジタルカメラを購いに電機店へ。 結局購入せず、カタログだけ失敬して、帰宅。
曇り。 鍵を忘れて外出。 とうとう花粉症になってしまったか。数日前から眼のまわりがとてもかゆい。 ※追記(2004.11.16) 下記の2冊を読む。 『21世紀への旅行』(弘文堂) 児童向け科学啓蒙書。近未来の宇宙旅行を当時(S37年1月15日)の知識で描いている。 それ…