雨の国の王者

探偵小説好事家本人のためのノート

2014-04-06から1日間の記事一覧

4月6日(日)

雨のち曇り。というよりは、雨が降ったり、ときどき晴れ間も見えたりと、これこそ猫の眼のような天気と喩えるのだろう。 夕食、外食でバイキング。喰べすきでお腹がはちきれそうだ。

衣笠貞之助監督『妖僧』1963年

はっきり云って、わたくしが、日本の俳優でいっとう好きなのは“勝新太郎”である。これは、胸を張って堂堂と宣言しよう。だからと云って、彼の兄弟が好きだとは云っていない。 前置きはそれぐらいにして、本作は、前半までは、主人公の超人てきな力もあって、…

内田吐夢監督『真剣勝負』1971年

主人公は、錦ちゃんのはずであるが、これはどうみても、一見“汐路章”にも見間違えるような宍戸梅軒役の“三国連太郎”だろうなあ。 さもなくば、宍戸梅軒親子か。 ほぼ、決闘シーンが大半を占めるうち、宍戸梅軒夫婦と宮本武蔵の一騎打ちが見どころだろうが、…

岡本喜八監督『暗黒街の顔役』1959年

再視聴。 “河津清三郎”と“田中春男 ”両名が奮闘。いいなあ。 それに引きかえ、ベビイフェイスの“鶴田浩二”と“宝田明”兄弟は、ちょっと弱いか。おなじみの“中丸忠雄 ”や“ミッキー・カーチス ”も安定しているけれども、今回はエキセントリックな殺し屋役の、わ…